PA とは?
UV−A効果については統一された測定法がなかったことから、日本化粧品工業連合会では
平成四年より自主規制を行い、表示はしてきませんでした。
ところが、UV−A効果の必要性が高まってきたため、平成四年十一月に紫外線専門委員会を設置。
測定法の統一に向けて検討を進め、
平成八年一月一日付で「日本化粧品工業連合会UV−A防止効果測定基準」が
業界自主基準として発効しました。この測定法基準に従って試験し、UV−A防止効果があると
見なされた製品にはPA基準が表示されます。
このPAは、日焼け止めを塗った肌にUV−Aを照射した場合に、
何も塗らない肌の状態でUV−Aを照射した時と比べ、
照射二〜四時間後の肌の黒化反応を何倍防御できるかを測定して決めています。
表示は「SPF20PA++」のように、SPF値と併記されます。
PAとは、(PROTECTIONGRADEOFUV-A)の略で、次のように三段階に分類される。
PA+ (UV−A防止効果がある)
PA++ (UV−A防止効果がかなりある)
PA+++(UV−A防止効果が非常にある)