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SPF

SPFとは・・・


SPFとは、サン・プロテクション・ファクター(Sun Protection Factor)の略であり、主としてB紫外線からの日焼け防止効果の倍率を示す数値である。

SPFの数値は、何も塗らない皮膚が20分程度で日焼けするその時間を基準にしている。日焼け止めを塗ってこの時間が延長されるほど、SPFの数値が大きくなる。SPF30では、20分×30倍=600分=10時間 となり、10時間まで日焼けが抑制されるという意味になる。SPFが一桁のものは、日焼け防止効果はあまり期待できないが、じっくりきれいに日焼けする目的では使える。室内にいても日焼けはするが、日常的な買い物や洗濯程度であればSPF10位で足りる。長時間屋外にいる必要がある場合には、SFP30以上のものが適する。紫外線防御率には、肌質によって個人差があり、SFP値が高くても数時間おきに塗りなおしたほうがよい。

理論上、SPFは大きい数値ほど効果も強いのですが、同時に誤差も大きくなってしまうことから、SPFの上限は50、それ以上では50+と表現されるようになりました。ただし、SPFが高い数値であったとしても、汗で流れてしまうことや、あまりに薄く塗ってしまうと効果が低下することもあります(次のページでも SPFの盲点についてご説明します)。また、人によっては肌荒れの原因になってしまうこともありますから、まずは少量で試すことをお勧めします。

PA とは?

UV−A効果については統一された測定法がなかったことから、日本化粧品工業連合会では
平成四年より自主規制を行い、表示はしてきませんでした。
ところが、UV−A効果の必要性が高まってきたため、平成四年十一月に紫外線専門委員会を設置。
測定法の統一に向けて検討を進め、
平成八年一月一日付で「日本化粧品工業連合会UV−A防止効果測定基準」が
業界自主基準として発効しました。この測定法基準に従って試験し、UV−A防止効果があると
見なされた製品にはPA基準が表示されます。

このPAは、日焼け止めを塗った肌にUV−Aを照射した場合に、
何も塗らない肌の状態でUV−Aを照射した時と比べ、
照射二〜四時間後の肌の黒化反応を何倍防御できるかを測定して決めています。
表示は「SPF20PA++」のように、SPF値と併記されます。

PAとは、(PROTECTIONGRADEOFUV-A)の略で、次のように三段階に分類される。

PA+   (UV−A防止効果がある)
PA++  (UV−A防止効果がかなりある)
PA+++(UV−A防止効果が非常にある)

 

 


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